ワンルームマンション投資の営業マンと面談する際の3つの注意点

マンション投資の資料請求や、電話の勧誘など経緯は様々かと思いますが、投資マンション業者と面談する際の注意点を3つ記載していこうと思います。

注意点は以下の3点です。

  1. 一方的にかかってきた電話営業は絶対相手にしてはいけない
  2. 面談時間を明確に決める
  3. 「即決」は絶対にダメ

です。

それでは順番にその理由も含めてみていきましょう。

一方的にかかってきた電話営業は絶対相手にしてはいけない

マンション投資の営業と言えば「電話」です。これは昔からの勧誘方法ですが、今なお名簿屋などを使って、個人情報を入手して片っ端から電話営業している業者もあります。

基本的にこういった一方的にかかってきた電話営業の業者とは合わない方が良いです。

そこには3つの理由があります。

以下にその理由をまとめました。

①マンション投資の勧誘を無作為に電話営業で行う時点で信頼度が低いから

名簿を買って電話するということは、非常に原始的です(ここでは敢えて非効率的という言い方はしません)

なぜならその昔、私自身が電話営業で集客していたので・・・

※その理由は以下の記事をご覧下さい↓)。

マンション投資の電話勧誘が無くならない3つの理由。成約率は高い!

ただ、そんな原始的な電話営業をしないと回らないほどアポ本数が枯渇している状況であるとも言えます。

紹介や反響営業、セミナー等によるアポ本数が多ければ新規で電話営業する必要はありません。

購入した名簿などから無作為に電話すれば、当然悪評も立ちます。

それでも電話営業を続けなければならないのは、それ以外の手法でアポが取れないからです。

本当に信頼のある会社であれば、そういった電話営業をせずとも、自然とお客様は口コミで集まってくるでしょう

それがないから新規で名簿から電話営業しなければならないのです。

よって、そういった業者は信頼が低いと考えられます。

②コンプライアンス意識が低いから

丁寧な電話営業を心掛けている業者もあるでしょうが、多くのマンション投資業者はそんなことは二の次です。

とにかく電話で新規アポを取るために必死です。

断られても、当たり前のように粘りますし何度も電話します。

考えてみてください。

そもそも飛び込みでいきなり電話を掛けるわけですから、電話に出る人の99.9%は不動産のことなんて考えていません。

仮に考えていたとしても、いきなりかかってきた電話勧誘を相手にするはずもありません。

よって、お客さんからは当たり前のように断りがきます。

では、その断りに対して、業者が「はい!わかりました!失礼します!」と素直に電話を切っていたのではアポなど一生取れるはずもありません。

だからとにかく粘るのです。

業者側から電話を切ることなど先ずあり得ません。

結果的にお客さんの都合はお構いなしです。

そうじゃないとマンション投資の電話営業などやってられないんですよね。

私のような元経験者が言うのだから間違いありません。

当然、そういった会社は自社のコンプライアンス意識も非常に低いと言わざるを得ません。

③会社の将来性が無く、倒産の可能性があるから

未だに名簿屋から購入して電話営業するというアナログな営業手法に頼っているような業者は、ステレオタイプで時代に追い付いていない可能性が非常に高いです

もちろんハイテクだから顧客満足度が高く、アナログだから顧客満足度が低いという訳ではありませんが、常日頃から顧客の満足、新規のお客様への営業サービスについて思案している会社であれば、電話以外の集客方法に注力しているはずなのです。

※電話の断り方に関しては以下の過去記事を参照ください。

突然かかってくる不動産投資の勧誘電話!?その対処法とは?

いずれ、マンション投資の電話営業は必ず淘汰されることとなるでしょう。

よって、そのような営業手法でしか集客出来ないような会社も必ず淘汰されることとなりますので、絶対に相手にしてはいけません。

面談時間を明確に決める

マンション投資業者は悪質な会社も多いです。そういった業者に共通する点としましては、とにかく面談時間が異常に長い、ということであります。

職場に投資用のマンション購入を勧める電話が何度もあり、断ってもかなりしつこく、職場に迷惑がかかるため、ファミリーレストランで会って断ることにした。
しかし、店に行くなり、この不動産業者が所有する築10年のマンション(1,500万円)を勧められた。35年のローンを組んでも「毎月の返済は家賃でまかなえ、ローン完済後は老後の年金として確保できる」「必ず部屋の賃貸契約は取れるので、絶対に儲かる」などと6 時間以上も話を聞かされた。断ると怒鳴られ、恐怖心と疲れから判断が正しくできなくなり、その場で宅地建物取引主任者から重要事項の説明を受けることとなった。
昨日、同じ場所で契約書を受け取り、契約代金の一部として100万円を支払った。

【投資用マンションの電話勧誘】長時間の電話勧誘により契約した投資用マンション/滋賀県

職場でしつこい勧誘を受け、断るつもりで夜7時ころに会社近くの喫茶店で営業担当2人と会った。何度も断って帰ろうとすると、「社長」と呼ばれる上司が来て「長時間社員2人を拘束してどうしてくれる」とすごまれ、朝方5時まで「投資用マンションはリスクが少ない、年金代わりになる」など強引な勧誘を受けて2500万円のマンションの申込書・承諾書・ローン審査書にサインをしてしまった。

強引な勧誘で契約させる投資用マンションの相談が急増! | 東京くらしWEB

長時間粘られると、断るに断れなくなってしまい「早く帰りたい」「この場から解放されたい」という理由で、申し込みをしてしまうケースが非常に多いです。

申し込みをする理由がそもそもズレていますので、こういった状態は絶対に避けなければなりません。

その為にも、業者と会った際、もしくは会う前の電話やメール連絡の時点で、お客様自身から時間を制限して会うようにしましょう。

お話の経緯にもよりますが、一回の面談時間は1時間~2時間程度が普通です。

なので、面談の始まる前の時点で、お客様の側から時間の布石を打つことにより、ズルズルと時間が引き延ばされるのを防ぐことができます。

一度目の面談で即決をしない

これも悪質なマンション投資業者によくある事例ですが、とにかく会ってその日に申し込みを取ろうと即決を迫られる事例も多く見受けられます。

考えたいと伝えると、「何を考えることがあるのか?考えるならこの場で考えればよい」などのロジックで業者ペースで話を進めてきます。

マンション投資は数千万円の買い物です。

よほど事前の打ち合わせなどにより塾考している場合を除いて、考える時間も与えず、その場で即決を迫るなど、正気の沙汰ではありません。

まともな業者であれば、お客様の考える時間も加味してお客さんに負担の無いように配慮しながら話を進めてくれるでしょう。

というかそれが普通ですし、当たり前です。

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まとめ

当たり前のことを多く書いてしまったかもしれませんが、いざ営業を受ける側の立場になると、ついつい「断るのが申し訳ない」などの気持ちにより、ズルズルと自分の意に沿わない形で話が進んでしまうケースも多いです。

断りの意思表示は「はっきりと明確に」行って下さい。

それでも相手が話を続けようとする場合には、消費者センターに相談してください

そうすれば、消費者センターから直接業者に話をしてくれますので、自分は話をしなくてすみます。

そういった最悪の事態にならないためにも、上記の3つの注意点をしっかりと守って、マンション投資業者との面談に臨んでください。